22年冬季五輪開催地決定へ アルマトイVS北京

[ 2015年7月31日 13:14 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は31日、クアラルンプールで総会第1日の審議を開始し、アルマトイ(カザフスタン)と北京が争う2022年冬季五輪の開催都市を決める。IOC委員85人による投票を前にした最終プレゼンテーションと質疑応答は、先に中央アジア初の五輪開催を目指すアルマトイが臨んだ。

 14年ソチ五輪フィギュアスケート男子銅メダルのデニス・テン選手らが登壇し、選手村から半径30キロ圏内に全会場を配置したコンパクトな開催計画や、既存施設の活用、良質な雪をアピール。マシモフ首相は「五輪を開催したことのない地域、発展途上にある国での開催は五輪改革の実現につながる。歴史的な決断を」と訴えた。

 続いて北京の招致団が史上初の夏冬開催の実現を訴える。開催都市は午後6時前(日本時間同7時前)に発表される。

 ブラショフ(ルーマニア)とローザンヌ(スイス)が最終候補に残った20年冬季ユース五輪の開催都市も決まる。(共同)

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2015年7月31日のニュース