サニブラウン「見えない疲労」2位 100分の1秒及ばず

[ 2015年7月31日 05:30 ]

 全国高校総体(インターハイ)第3日は30日、和歌山市紀三井寺陸上競技場などで行われ、陸上100メートルの男子は大嶋健太(東京)が10秒29で2連覇。世界ユース選手権で200メートルとの2冠に輝いたサニブラウン・ハキーム(東京・城西)は0秒01差で2位だった。女子はエドバー・イヨバ(東京)が11秒72で昨年に続いて優勝した。

 サニブラウンは懸命に追い上げ自己ベストにあと0秒02に迫る記録を出したが、100分の1秒及ばず2位に終わった。「大会記録(桐生祥秀、10秒19)を狙っていた。出ると思ったけど見えない疲労があったと思う」。世界ユース選手権で100&200メートルを制覇。この日はメーンスタンドの大部分が埋まり、ゴール付近にはテレビカメラがズラリ。さらに「歩いているとバシャバシャと(写真を)撮られた。結構、注目されるようになった」と注目度アップを実感した。周囲の期待に応えるべく、8月1日の200メートルは「勝ちにいきます」と宣言した。

 【陸上男子】▽100メートル決勝 (1)大嶋健太(東京・東京)10秒29(2)サニブラウン(東京・城西)10秒30(3)勝瀬(大阪・咲くやこの花)10秒48(4)山下(福島・福島)10秒63(5)染谷(茨城・つくば秀英)10秒68(6)宮本大(京都・洛南)10秒70(7)増田(栃木・佐野)10秒73(8)田村(新潟・新潟商)10秒76

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2015年7月31日のニュース