松山、初日不満の64位…パット不調「練習するしかない」

[ 2015年7月18日 05:30 ]

初日ホールアウト後、浮かない表情の松山

USPGAツアー第144回全英オープン第2日

(7月17日 英国セントアンドリュース・オールドコース=7297ヤード、パー72)
 満足できるはずがなかった。松山は初日の前半で3バーディーを奪いながらも、風が強くなった後半に失速してイーブンパーのラウンド。同じ組で回ったD・ジョンソンが首位、スピースが8位と好発進した中で64位に終わり「(他の選手のスコアは)意識せず、自分のプレーができればと思っていた。ピンポジションは前半の方が楽でうまく3アンダーで回れた。後半もチャンスはあったけど…」と険しい表情で振り返った。

 本人が「ショットは良い」と話した通り、前半はショットから見せ場を量産した。1番はフェアウエーからの第2打をピン右奥2メートルにつけてバーディー発進。3番は残り80ヤードの第2打を手前2メートルにつけてスコアを伸ばした。フェアウエーキープ率は94%で全体3位、パーオン率は78%で32位だった。

 しかし、後半は一転して我慢を強いられた。10番で2メートルのパーパットを外し、15番でも1・5メートルを外して連続ボギーを喫した。合計パット数は33。出口は見えそうか、との問いかけに「見えれば楽だが、見えないので練習するしかない」と応じた。反撃に転じるため、松山が集中力を高めた。

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2015年7月18日のニュース