JFA小倉名誉会長「計画通りやるべき」 新国立見直し問題

[ 2015年5月20日 20:10 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画見直しで、将来構想有識者会議の委員を務める日本サッカー協会(JFA)の小倉純二名誉会長は20日、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)の担当者に「計画通りにやるべきだ」との立場を伝えた。

 この日、JSC側から「まだ何も決まっていない」との報告を受け、「FIFA(国際サッカー連盟)やIOC(国際オリンピック委員会)に既にイラスト付きで計画を送ってある。うそになるのはよくない」と悪影響を懸念した。

 下村博文文部科学相が18日に建設計画を見直す考えを示した。開閉式屋根の設置先延ばしや、可動式観客席の一部を仮設にすることが検討されている。

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