ティンバーウルブスがトップ指名権 最下位チーム11年ぶり

[ 2015年5月20日 13:22 ]

 NBAドラフトの上位指名順位を決めるロタリー(電子抽せん)が19日にニューヨークで行われ、今季リーグ最下位で25%の当選確率を持っていたティンバーウルブスがトップで指名できる権利を手にした。

 最下位チームがトップ指名権を獲得したのは2004年のマジック(指名したのは現とロケッツのドワイト・ハワード)以来、11年ぶり。ティンバーウルブスはインサイドの選手の補強を目指しており、全米王者となったデューク大のジャーリル・オカフォー(19=2メートル8)かケンタッキー大のカール・アンソニータウンズ(19=2メートル11)のどちらかを指名すると見られている。

 ティンバーウルブスには13年ドラフトのトップ指名選手だったアンソニー・ベネット(22)と昨年のトップ指名選手で新人王となったアンドリュー・ウィギンス(20=ともに指名はキャバリアーズ)が在籍しており、指名後のトレードさえなければ、ここ3年の“イの一番指名選手”が勢ぞろいすることになる。

 確率4番目だったレイカーズは2番目の指名権を獲得。3番目は76ersで、2番目の確率を持っていたニックスは4番目となった。なおドラフトは6月25日に行われる。

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2015年5月20日のニュース