補強にも影響?NFL、エクストラ・ポイントに関するルール変更

[ 2015年5月20日 13:27 ]

 NFLは19日、タッチダウンのあとのエクストラ・ポイントに関するルールを今季限定で変更。従来は2ヤードラインからのスナップでキックを決めれば1点が追加されたが、そのスナップの位置を15ヤード地点まで下げることになった。サンフランシスコで開催されたオーナー会議で賛成30、反対2の決議で採択されたもので、事実上32~33ヤードのFGに相当。2点コンバージョンを狙う場合は変更はなく従来通り2ヤード地点からのスナップとなる。

 さらに守備側がボールをブロック、インターセプト、ファンブル・リカバーなどで奪いとった場合、これまではそこでプレーは終わっていたがこれも変更。カレッジ同様に、相手エンドゾーンまで到達すれば守備側に2点が与えられることになった。

 キックによるエクストラ・ポイントの成功率は99%を超えており、ゲームをより盛り上げるためのルール改正。来季以降に関しては今季の結果と反応を見てあらためて検討される。

 なおこの改正で2点コンバージョンを狙うチームが増えてくるのは確実。イーグルスがそのスペシャリストでもあるQBティム・ティーボウ(27)を獲得したように、各チームの補強面にも影響を与えそうだ。

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2015年5月20日のニュース