重圧乗り越えろ!柔道男子 リオ五輪見据え1階級1人制

[ 2015年5月20日 05:30 ]

 1階級1人制でプレッシャーへの耐性を養う。柔道の世界ランキング上位16人で争うマスターズ大会(23~24日、モロッコ)に出場する男女日本代表が羽田空港から出発。4つの階級で複数代表を派遣し、合計10人となった女子に比べ、男子は1階級1人の6人と小ぶりな編成となった。

 男子の井上康生監督は「ロンドンの敗因のひとつは1人代表の環境に慣れていなかったこと。負けたらこの階級はおしまいというプレッシャーを感じておかないと」とリオデジャネイロ五輪を見据えた取り組みだと明かした。

 1階級複数の代表派遣が当たり前だったロンドン五輪前の反省を生かし、今後は他の大会でも原則的に1階級1人の派遣にとどめる。100キロ超級の七戸龍(26=九州電力)は「いつもとは違った印象がある」と表情を引き締めた。

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2015年5月20日のニュース