大栄翔が連日の出稽古で琴櫻らと14番「初日から気合入れていかないと」横綱大関戦続く序盤へ闘志

[ 2024年5月5日 17:03 ]

琴櫻(左)と申し合い稽古を行う大栄翔(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の幕内・大栄翔(30=追手風部屋)が5日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋へ前日に続いて出稽古し、計14番取った。

 まずは王鵬(24=大嶽部屋)と琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)と平幕3人で申し合い。少人数のためほとんど休みなく計10番取り「かなり体力を使う稽古でキツかった。こういう稽古ができているのはいいこと」と状態の良さをうかがわせた。

 その後、大関・琴ノ若改め琴櫻(26=佐渡ケ嶽部屋)と4番。場所前に佐渡ケ嶽部屋へ出稽古するのは今年1月から3場所連続の“恒例行事”となっており「良い稽古できる。ここで頑張らないと結果は出ないと思う」と充実感をにじませた。

 7場所連続で守っていた三役の地位を明け渡し、夏場所(12日初日、東京・両国国技館)の番付は西前頭筆頭。まずは三役復帰を目指す戦いへ、序盤戦から横綱大関との連戦が予想される。「初日から気合入れていかないといけない。一日一番で大切に取るだけ」とエンジン全開で臨むべく、闘志を燃やした。

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