白鵬、照ノ富士に雪辱し1敗守る 魁聖も1敗、2敗に稀勢ら

[ 2015年5月20日 19:21 ]

 大相撲夏場所11日目(20日・両国国技館)横綱白鵬は先場所で敗れた関脇照ノ富士を上手出し投げで転がし、1敗を守った。50場所連続の2桁勝利で、自ら持つ最長記録を伸ばした。1敗は平幕の魁聖とともに2人で変わらず。先場所13勝の照ノ富士は3敗目で場所後の大関昇進が消滅した。

 横綱日馬富士は大関豪栄道を寄り切って勝ち越し、豪栄道は5敗目。大関稀勢の里は徳勝龍を寄り切り、2敗を堅持した。大関琴奨菊は碧山の押しに屈し、5勝6敗と苦しくなった。

 白鵬らを2敗で追うのは稀勢の里と平幕の高安。十両は英乃海ら3人が3敗で首位に並んだ。

 ▽北の湖理事長(元横綱)の話 白鵬に余裕があった。照ノ富士はただ左のまわしを探りにいっただけ。白鵬はこれで(優勝争いから)一人落とした。あとは稀勢の里次第。きょうの相撲は立ち合いの角度も、攻めの形も良かった。

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2015年5月20日のニュース