大砂嵐、左肩骨折で休場 「今も痛い」と顔ゆがめる

[ 2015年5月17日 08:26 ]

 大相撲夏場所8日目の17日、西前頭3枚目の大砂嵐(23)=本名アブデルラフマン・シャーラン、エジプト出身、大嶽部屋=が「左肩甲骨骨折で24日(千秋楽)までの休場を要する」との診断書を日本相撲協会に提出し、休場した。

 7日目の大関稀勢の里戦で3敗目を喫した際に負傷した。休場は再出場した昨年九州場所以来で4度目。8日目に対戦が組まれていた横綱白鵬は不戦勝。

 東京・両国国技館内の相撲診療所で診察を受けた大砂嵐は左腕を三角巾でつり「骨が折れたくらいだから、今も痛い」と顔をゆがめた。再出場について「まだ分からない」と明言を避けたが、師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「無理して出て左肩を悪化させたり、別のところを痛めたりするのは危ない」と千秋楽までの休場を示唆した。

 今場所の十両以上の休場者は横綱鶴竜ら4人となった。

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2015年5月17日のニュース