池 “世界”の経験「東京につながるレースをしたい」

[ 2015年5月17日 05:30 ]

アジアパラ競技大会で金メダル1個を含む4つのメダルを獲得した池愛里

 障がい者水泳の世界選手権(7月13~19日、英国・グラスゴー)に出場する日本代表の合宿が東京都の日本スポーツ科学センターで公開され、昨年のアジアパラ競技大会(韓国・仁川)で50メートル自由形の金1個を含む4つのメダルを獲得した池愛里(東京成徳大高2年)が「ただ出場するだけではなく(20年の)東京につながるレースをしたい」と意気込みを語った。

 9歳の時に左足首の機能を失ったが、障がい度合いは最も軽度なクラスのため、競技レベルは高い。リオデジャネイロ・パラリンピックが来年に迫り、世界選手権も高いレベルでの争いになることが必至。日本身体障がい者水泳連盟は大会の金メダリストにリオ出場権を内定する方針で「50、100の自由形と、100メートル背泳ぎが勝負。まずは全部で参加標準記録を切りたい」と話した。

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