ウォリアーズ 20点差逆転!カリー3P7本成功

[ 2015年4月25日 05:30 ]

 NBAプレーオフ1回戦の3試合が23日に行われ、西地区1位のウォリアーズは敵地ニューオーリンズで延長の末に8位ペリカンズを退けて3戦全勝。第3Q終了時点のスコアは69―89で第4Q4分過ぎでも20点差を追う展開だったが、残り11秒と残り2秒にこの日40得点を挙げたステフェン・カリー(27)が3点シュートを決めてペ軍を延長戦に引きずり込んだ。1954年のショットクロック(24秒)制導入後、ウ軍が20点以上の差を追って第4Qを迎えたのは359回目だが、逆転勝利を収めたのは初めて。“勝率0・28%”という奇跡的な白星となった。

 ウォリアーズは3点を追った第4Qの残り5秒、カリーが左45度から同点を狙って放った3点シュートはリングに跳ね返った。しかしスペイツがオフェンス・リバウンドをキープし、ベースライン際に移動したカリーにパス。背番号30は無理な体勢にもかかわらず、この日6本目の“長距離砲”を決めて試合を振り出しに戻した。延長開始34秒には先制パンチとなる7本目の3点シュートを成功。20点差から逆転という偉業を成し遂げたカリーは「プレーオフでしかもロードの試合。それだけに大きな意味がある」と笑顔を見せた。

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2015年4月25日のニュース