愛　蘇州入り即練習　会場は「ロンドン五輪に似ている」

　２６日に始まる卓球の世界選手権個人戦に出場する日本代表チームが２４日、羽田空港発の航空機で中国・蘇州入りした。福原愛（２６＝ＡＮＡ）は空路と陸路を合わせて６時間近い移動の疲れを見せず、女子では唯一、練習を行った。

　約１時間、体を動かしながら試合会場の様子を確かめ「造りが、ロンドンオリンピックに似ていると感じました」と好印象を抱いた様子。団体で銀メダルを獲得した３年前の雰囲気と重ね合わせていた。

　この日、若宮と組むダブルスの組み合わせが出て、順当に行けば準々決勝でシングルスの世界ランク１位・丁寧、３位・李暁霞の最強中国ペアと戦うことになった。「一戦一戦戦って調子を上げながら勢いを付けて挑みたい」。先を見ずに一戦必勝を誓った。