錦織「タフな試合」制して連覇へあと2勝「ナダルが負けたのは残念」

[ 2015年4月24日 23:50 ]

準々決勝でバウティスタと対戦し、試合中に汗をぬぐう錦織(AP)

 男子テニスのバルセロナ・オープン第5日は24日、スペイン・バルセロナで準々決勝が行われ、大会2連覇を目指す世界ランキング5位で第1シードの錦織圭(25=日清食品)は、同16位で第7シードのロベルト・バウティスタ(27=スペイン)と対戦。6―2、3―6、6―1とフルセットにもつれ込んだ熱戦を制し、4強入りを決めた。

 錦織は第1セット、第1ゲームをいきなりブレークするとそのまま押し切り、このセットを先取。第2セットは第6ゲームで先にブレークを許して3―6で落としたが、ファイナルセットは第5ゲームからバウティスタに1ポイントも与えずに3ゲームを連取して実力の差を見せつけた。

 準決勝(25日)では世界ランク28位で第14シードのマルティン・クリザン(25=スロバキア)と対戦する。

 ▼錦織圭 タフな試合だったけど特に第3セットのプレーはよかった。自分から打っていくことがしっかりとできた。第2セットは相手が攻撃的によりフォアを使ってきたのでタフな展開になった。自分も凡ミスが出てブレークされてしまった。

 第3セットは集中し直して、第1セットのように攻めて、ミスも減らすことができた。ナダルが負けたのは残念だけどフォニーニもクレーではタフな選手。フェレールも残っているし、自分は集中していいテニスをするだけ。準決勝も力強いテニスをしたい。

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