美憂長男アーセン宣言 山本ファミリー悲願“リオで金”

[ 2015年4月24日 05:30 ]

JOC杯ジュニアオリンピックに向けて意気込みを語ったレスリング男子グレコローマンスタイルの山本アーセン(中央)と母の美憂、祖父の郁栄氏

 一族悲願の金へ昨年のリベンジだ。レスリング男子グレコローマンスタイルの山本アーセン(18=GSA)が、JOC杯ジュニア五輪(25、26日、横浜文化体育館)へ向けて都内で会見を行い「昨年は1回戦負けという予想しないことが起きた。今回は楽しんで優勝したい。(リオデジャネイロ)五輪は絶対に優勝したい」と宣言した。

 中学1年でハンガリーに留学し、現在は同国のトップ選手が集まるチームで練習。12年ロンドン五輪66キロ級銀メダルのタマシュの練習パートナーも務めている。会見に同席した祖父で72年ミュンヘン五輪代表の郁栄氏も「山本ファミリーはレスリングで世界の頂点に立つ。(という目標が)40年以上あるので、アーセンに結果を出してもらいたい」とハッパ。母の美憂、叔母の聖子は元世界女王で、叔父の“KID”徳郁も格闘家。華麗なるDNAを引くホープが、まずは日本を制圧する。

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2015年4月24日のニュース