錦織に聞く「うまく駆け引きできた」「組み立てを考えている」

ストレート勝ちで準々決勝進出を決め、スタンドに手を振る錦織（ＡＰ）
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男子テニス　バルセロナ・オープン

（4月23日 スペイン・バルセロナ）
　【錦織に聞く】

　――初戦と比べて。

　「クレーならではの長いラリーになった。無理をせずに相手の仕掛けを待ったり、うまく駆け引きができた」

　――ショット選択で気をつけているのは。

　「高いボールやドロップ、アングル（角度をつけた浅いショット）だったり、クレーでは他のサーフェスより球種が増える。組み立てを考えてどうやったら浅いボールがくるか考えている」

　――準々決勝のバウティスタ戦に向けて。

　「初対戦だと思うけど、ストロークは安定しているし、フラットな球がいい選手」

　――昨年の初戦でフルセット戦っているが。

　「本当に？いま思い出した（笑い）」

　――第１シードでランキングポイント（５００点）を守る必要もある。

　「フェレールやナダルといった良い選手がたくさん出ている。シードやランキングのことは考えすぎない」