“白鵬巡業”決定 親善大使務める鹿児島・霧島で12・8開催

[ 2015年4月24日 05:30 ]

 大相撲の横綱・白鵬(30)が親善大使を務める鹿児島県霧島市で“白鵬巡業”が開催されることが23日、分かった。白鵬と担当者で打ち合わせを行い今年12月8日に正式決定。白鵬の有力後援者が勧進元を務め、霧島市商工会議所や同市にある白鵬鹿児島後援会が協力して行われる。

 白鵬は小結時代の05年から毎年11月の九州場所後に同市に訪れて地元住民らの激励を受けている。13年の訪問の際には、50万人に1人の確率で発症する難病「拘束型心筋症」を抱える同市出身の水流添日向(つるぞえ・ひなた)君(8)の家族と出会い、米国での心臓移植手術のための募金呼びかけに協力。日向君は昨年7月に手術を成功させて帰国しており、関係者は「元気になった日向君の前で土俵入りを見せたいという横綱の念願をかなえたい」と計画を明かした。夏場所(5月10日初日、両国国技館)では自身2度目の7連覇が懸かる白鵬。年の瀬まで主役を張り続け霧島市に凱旋するつもりだ。

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2015年4月24日のニュース