挙式控えストレス?同性婚婚約者同士が大ゲンカで逮捕 WNBA

[ 2015年4月24日 15:19 ]

ブリトニー・グライナー(左)とグローリー・ジョンソン(AP)

 米女子プロ・バスケットボールのWNBAを代表するセンター、ブリトニー・グライナー(24=フェニックス・マーキュリー)が同性婚の婚約者で、同じWNBAに所属するグローリー・ジョンソン(24=タルサ・ショック)と壮絶な“夫婦げんか”を演じ、どちらも暴行容疑で逮捕された。

 事件現場は来月に挙式する2人がアリゾナ州フェニックス市内に購入した新居。ジョンソンが近くにいたグライナーを手で押しのけたことが乱闘への序章で、これに怒ったグライナーが一緒にいたジョンソンの妹の頭をたたいて“ゴング”が鳴った。両者は約6分間、レスリングの寝技のような状態で絡みあって床で暴れ、仲裁に入ったグライナーの友人が負傷。乱闘は20分間続き、結局、警察が出動する事態となった。

 女性とは言え、ダンクシュートを随所で見せるグライナーは2メートル3、90キロ。婚約者のジョンソンも1メートル91、77キロと男性から見てもビッグサイズとあって警察は「第三者に危害を与えかねない無謀な行為」と判断。フェニックス市内にある刑務所で2人の身柄を拘束(その後保釈)した。

 グライナーの代理人は「ここ数カ月間、2人にはとても強いストレスがあった。それでもこの苦い経験を通して困難を乗り切っていくはず。すでに家族やチームに対して謝罪の意を示しているので、彼女たちのプライバシーを尊重して見守ってほしい」という声明を発表。なお当局によれば、グライナーの右手首にはジョンソンのものと思われる歯形と切り傷があったとされている。

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2015年4月24日のニュース