世界陸上競歩代表に鈴木ら7人、1キロ周回コースは「有利」

[ 2015年4月24日 05:30 ]

男子競歩20キロの世界記録をマークした鈴木雄介(左から2人目)は世界選手権での金メダルを目指す。左から20キロの高橋英輝、鈴木、50キロの谷井孝行、荒井広宙

 日本陸連は、世界選手権(8月、中国・北京)の競歩日本代表を都内で発表し、世界記録を持つ鈴木雄介(27=富士通)ら7人が選ばれた。

 鈴木は「目標は金メダル」と意気込み、16年リオデジャネイロ五輪、17年世界選手権(ロンドン)と世界大会3年連続金メダルを目指す。今大会は通常の2キロ周回コースではなく1キロ周回コースで行われ、審判の歩型のジャッジが厳しくなることが予想される。美しいフォームが特長の鈴木は「有利な展開になる」とニヤリ。折り返しの多いコースと暑さで記録更新は期待できないが「勝負にこだわる」と世界一に挑戦する。また20年東京五輪は50キロで挑む意向を明かした。

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2015年4月24日のニュース