サンダーに光明デュラント復帰 「万全でなくても」27得点

[ 2014年12月4日 05:30 ]

 右足の骨折で出遅れていた昨季MVPで得点王のケビン・デュラント(26=サンダー)が2日、ニューオーリンズで行われたNBAペリカンズ戦で今季初出場。当分の間の制限時間となる30分で27得点を稼いだが、チームは104―112で敗れた。ペ軍は09年シーズンの新人王、タイリキ・エバンス(25)が30得点、W杯の米国代表だったアンソニー・デービス(21)も25得点10リバウンドをマークして連敗を3で阻止した。好調ウォリアーズは10連勝、キャバリアーズは4連勝を飾った。

 デュラントが右足第5中足骨を手術したのが10月16日。術後47日目での“高速復帰”となったが、「万全でなくてもプレーには自信を持っている」と、デュラントの得点力は衰えていなかった。ただし手の故障から復帰2戦目となった二枚看板の一人、ウエストブルックとの連係はいまひとつ。ノーマークになっていてもパスが供給されないなどちぐはぐなプレーも目立った。スコット監督は当面、デュラントの出場時間を30分に制限する方針。デュラントは「元の姿に戻すには時間がかかる」と受け入れており、しばらくは我慢と忍耐が必要になりそうだ。

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2014年12月4日のニュース