遠藤 “怪物”逸ノ城の出稽古歓迎 大型対策に「重いですから」

[ 2014年12月4日 05:30 ]

風邪気味で幕内土俵入りする遠藤

 大相撲の初場所(来年1月11日初日、両国国技館)で平幕上位まで番付が戻ることが濃厚な“和製ホープ”遠藤(24)が“怪物”逸ノ城(21)の出稽古を歓迎した。

 佐賀市で行われた3日の冬巡業で受け入れOKの方針を示し、意図については「重いですから」と大型対策であることを説明。以前から逸ノ城の師匠・湊親方(元幕内・湊富士)が「遠藤のところに行かせたい」と今月中に出稽古させる意向を示しており、既に遠藤の師匠・追手風親方(元幕内・大翔山)の了承も得ている状況だった。

 現在、風邪をひいている遠藤は、3日も前日に続いて土俵上での稽古を控えた。薬をのんで四股を踏めるまでには回復したものの150キロあった体重については「落ちてるでしょうね…」。ただでさえ上位陣には圧力負けすることが多いだけに、199キロの逸ノ城との稽古は成長できる願ってもないチャンスとなる。

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2014年12月4日のニュース