藍大崩れ急降下55位 野村は日本勢最上位19位

[ 2014年8月26日 05:30 ]

最終ラウンド、3番でショットを放つ宮里藍

USLPGAツアーカナダ女子オープン最終日

(8月24日 カナダ・オンタリオ州ロンドン ロンドンCC=6656ヤード、パー72)
 16位から出た宮里藍(29=サントリー)は2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの78と崩れ、通算1アンダー、287で55位に急降下した。宮里と同組で回った野村敏京(21=フリー)は通算8アンダーの19位。有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は6アンダーの29位、75の上原彩子(30=モスフードサービス)は1オーバーの74位だった。柳簫然(24=韓国)が通算23アンダーで通算3勝目を挙げた。

 初めて同組で回った宮里と野村は明暗が分かれた。宮里はショット、パットとも振るわず大きく順位を下げた。賞金ランク80位までに与えられるシード権争いでも現在74位と厳しい戦いを強いられている。それでも「我慢どころという感じ。続けていけば必ず結果につながる」と前を向いた。「(宮里とのラウンドを)楽しみにしていた。一緒に上まで行きたいと思っていた」と話した野村はショットが不安定。それでも、3、4番と3メートルの厳しいパーパットを沈めるなど踏ん張り、日本勢最上位で大会を終えた。不調に苦しむ先輩とのラウンドには「ゴルフってこういう日もある。心が痛かった」と複雑な表情だった。

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2014年8月26日のニュース