奈良、2年連続で初戦突破 クルム伊達は敗れる

[ 2014年8月26日 08:04 ]

女子シングルス1回戦で、カナダのアレクサンドラ・ウォズニアクを破り笑顔の奈良くるみ

 テニスの四大大会最終戦、全米オープンは25日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕し、女子シングルス1回戦で第31シードの奈良くるみ(安藤証券)が世界ランキング97位のアレクサンドラ・ウォズニアク(カナダ)を6―2、6―1で下し、2年連続で2回戦に進んだ。

 43歳のクルム伊達公子(エステティックTBC)は第19シードのビーナス・ウィリアムズ(米国)に6―2、3―6、3―6で敗れ、19年ぶりの勝利はならなかった。全仏オープン覇者のマリア・シャラポワ(ロシア)は順当勝ちした。

 男子シングルス1回戦では四大大会初出場のダニエル太郎(エイブル)が第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)に3―6、2―6、6―7で屈した。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2回戦に進んだ。

 第10シードの錦織圭(日清食品)は第2日の26日に登場する。

 ▼奈良くるみの話 シードがついて自分でも期待している気持ちは強いが、それはあまり考えないように戦った。勝ててうれしいけれど、今は次に向かう気持ちが強い。

 ▼クルム伊達公子の話 やらなきゃいけないことのイメージは持って試合に入っていけたが、感覚はそこまで合っていたわけではなかった。競った試合をしても勝たないと意味がない。

 ▼ダニエル太郎の話 がっかりはしていない。第3セットはタイブレークに持っていけたし、いい経験になった。まだ、自分はもっとうまくなれるし(予選から)いい1週間だった。(共同)

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