２日連続60台…手嶋“淡々マイペース”で復活優勝目指す

＜日本プロゴルフ選手権　３日目＞手嶋多一は１８番ホール、バンカーから２打目を放つ

男子ゴルフツアー日本プロゴルフ選手権日清カップヌードル杯第３日

（6月7日 兵庫県西脇市　ゴールデンバレーゴルフ倶楽部＝７２３３ヤード、パー７２）
　手嶋が２日連続の６０台で回り復活Ｖに王手をかけた。「ガクッとくるからダブルボギーは打たない」と自分自身に言い聞かせていた通り、ピンチをボギーで耐えスコアを伸ばした。

　最終日に向け同郷の後輩・小田孔から挑戦状を叩きつけられたが「僕は受けないです。どうぞ、頑張ってください。小田君にはつけ込むチャンスはないから」と無欲を強調。それでも、マイペースで淡々と回るベテランほど怖い存在はない。

　▼８位・谷口徹　ショットが曲がっていた。はまればいいスコアも出ると思うので頑張りたい。（１１番でトリプルボギーも踏みとどまる）

　▼１６・位田村尚之　パットが課題だが、ショットはピンを狙っていけた。あすは家族が来るので頑張らないと。（昨年プロ転向の４９歳。３０位から浮上）