内村が最多6連覇 野々村、加藤も世界切符

[ 2014年6月8日 15:44 ]

男子個人総合で6連覇を達成した内村航平。最終種目の鉄棒を終え、ガッツポーズ

 体操の世界選手権(10月・南寧=中国)代表選考会を兼ねたNHK杯最終日は8日、東京・国立代々木競技場で男子個人総合が行われ、既に代表に決まっていた内村航平(コナミ)が181・050点で最多連続優勝記録を6に伸ばした。6度の優勝も男女を通じて単独最多となった。2位の野々村笙吾(順大)が初代表、3位の加藤凌平(順大)は2年連続の代表に決まった。

 内村はトップの90・450点をマークし、5月の全日本選手権の得点を半分にした持ち点との合計で野々村に2・325点差をつけた。

 残り3人の代表は全日本種目別選手権(7月5、6日・千葉ポートアリーナ)で決める。

 ▼内村航平の話 出だしの床運動とあん馬でつまずいたが、最後まで粘って演技しきれた。6連覇はうれしい半面、ミスのある演技ではまだまだ。

 ▼加藤凌平の話 代表に選ばれてほっとした。難度は落としたが、気合を高めてやってきた。最後までいい演技ができた。

 ▼野々村笙吾の話 本当にうれしい。代表を意識しすぎて硬くなった部分もあった。世界選手権は団体総合優勝が目標。チームに貢献したい。

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2014年6月8日のニュース