白鵬、遠藤に全勝 「新入幕の時とは違う」と成長認める

[ 2014年4月12日 17:29 ]

 大相撲の春巡業は12日、前橋市で行われ、春場所で右手を負傷した横綱白鵬が平幕遠藤と15番取り、土俵での本格的な稽古を再開した。全勝と圧倒し、大技の呼び戻しも仕掛けた。負傷の影響を感じさせず「動きが悪いということはなかった」と納得の口ぶりだった。

 稽古相手に指名した遠藤については「新入幕の時とは違う。心と体が大きくなっているんじゃないか」と成長を認めた。遠藤は「目をかけてもらうことは、すごくありがたい」と話した。

 横綱日馬富士はぶつかり稽古で平幕貴ノ岩に胸を出した。尾車巡業部長(元大関琴風)は「巡業は若手にとってチャンス。伸びる力士は一巡業で変わる」と語った。

続きを表示

2014年4月12日のニュース