萩野、日本新連発で4冠 瀬戸は200バタで初V

[ 2014年4月12日 18:54 ]

男子200メートル個人メドレーで1分55秒38の日本新記録で優勝し、笑顔の萩野公介。左は2位の藤森太将

 仁川アジア大会などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第3日は12日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子400メートル自由形は萩野公介(東洋大)が昨年の世界選手権で銀メダルを獲得した際に出した日本記録を0秒92更新する3分43秒90で制した。萩野は200メートル個人メドレーも自身の日本記録を塗り替える1分55秒38で勝ち、今大会4冠となった。

 瀬戸大也(JSS毛呂山)は男子200メートルバタフライで1分54秒84を出して初の日本一に輝いたが、200メートル個人メドレーは3位だった。女子200メートルバタフライは星奈津美(ミズノ)が2分5秒98で5連覇した。

 女子200メートル個人メドレーは渡部香生子(JSS立石)が2分11秒04で2連覇。男子50メートル背泳ぎは古賀淳也(第一三共)が24秒68で勝ち、入江陵介(イトマン東進)が0秒18差の2位だった。

 ▼入江陵介の話 優勝できず残念だが、レベルの高い記録で泳げた。高速水着時代の記録に目をつぶってきたが、ようやく近づいてきた。本当の自分のベストが見える位置に来た。

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2014年4月12日のニュース