日馬富士 法大大学院初登校 ノート取り「楽しかった」

[ 2014年4月12日 20:28 ]

法政大大学院に初登校した大相撲の横綱日馬富士

 法政大大学院の政策創造研究科に合格した大相撲の横綱日馬富士(29)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が12日、東京都新宿区の大学院に初登校し「人と人とのつながりで何ができるか学んでいきたい」と意気込みを話した。

 前橋市での春巡業終了後に移動。地域産業プログラムのゼミを一緒に受ける大学院生たちに自己紹介し、地域発展に関する院生の発表をメモに取った。ノートは法大カラーのオレンジ色。「楽しかった。相撲に影響がないように頑張っていきたい」と胸を躍らせた。

 担当の岡本義行教授によると、4年をかけて履修を進める。論文は日本語で執筆する予定。平日の夜間などに授業を受け、相撲との両立を図る。

 日本相撲協会広報部には、過去に現役横綱が大学院に合格したという事例は残っていない。

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