吉田沙保里、次の目標は9月「世界選手権で新階級優勝」

[ 2014年3月31日 16:38 ]

「日本スポーツ応援団」設立記者会見に出席し、報道陣の質問に答える(左から)初瀬勇輔、伊調馨、吉田沙保里

 レスリング五輪55キロ級3連覇の吉田沙保里(31=ALSOK)が31日、一般社団法人「日本スポーツ応援団」設立記者会見に同63キロ級3連覇の伊調馨(29=ALSOK)らと出席した。

 「日本スポーツ応援団」はスポーツに特化したクラウドファンディングで、専用サイトでさまざまなスポーツプロジェクトへの支援をファンより募り、スポーツ界をバックアップしていくもの。現在はレスリング協会のみが参加しており、今後は全日本スキー連盟など、プロ、アマの隔てなく、他競技へ拡大していく予定。

 吉田は「個人の方から具体的に応援してもらえるのは目に見えて、励みにもなる。レスリングだけじゃなく、いろいろなことで困っている競技団体が頑張れば日本も盛り上がる。レスリングから広がってくれたら」と支援を呼びかけた。伊調も「レスリングもまだまだマイナー競技。これを通じてマイナースポーツにも光を当ててほしい」と話した。

 次戦は全日本選抜選手権(6月14、15日、東京・代々木第2体育館)。世界選手権11連覇の吉田は「6月の全日本選抜選手権大会に向けて練習、合宿等をこなし、9月の世界選手権で新階級で優勝することが目標です」と今後の目標を掲げ、新階級53キロ級での“初優勝”を誓った。

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