平野、伊藤の13歳ペアがV 卓球のツアー最年少の快挙

[ 2014年3月31日 08:28 ]

平野美宇(左)と伊藤美誠

 卓球のドイツ・オープンは30日、ドイツのマクデブルクで行われ、女子ダブルスでともに13歳の平野美宇(エリートアカデミー)伊藤美誠(スターツ)組が決勝でポーランドのペアを3―0(11―9、11―7、11―7)で破り、ワールドツアー制覇を果たした。国際卓球連盟によると、13歳ペアのタイトルは前身のプロツアーを含むワールドツアー史上最年少。

 13歳160日の伊藤は個人としても最年少記録。2002年にオーストリア・オープン女子ダブルスを13歳224日で制した郭躍(中国)を抜いた。平野は13歳350日で3番目となった。

 男子シングルスで水谷隼(DIOジャパン)は準決勝を突破したが、決勝でドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に3―4で屈した。

 ▼平野美宇の話 (優勝賞金)5000ドル(約51万5000円)をもらえたし、信じられない。両親や友だち、コーチにプレゼントを買いたい。

 ▼伊藤美誠の話 大きなタイトルを最年少で獲れてうれしい。夢は2020年東京五輪に出ることだけど、16年のリオデジャネイロ五輪にもトライしたい。(共同)

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2014年3月31日のニュース