稀勢「意識しないと言えばうそ」 鶴竜下し綱獲りへ誓い新た

[ 2014年3月31日 05:30 ]

大相撲春巡業 伊勢神宮幕内トーナメント

(3月30日 神宮相撲場)
 稀勢の里が幕内トーナメントを制した。ロサンゼルスやジャカルタなど海外巡業では優勝していたが、国内では初めて。決勝は鶴竜に頭をつけられながらも右上手投げをこらえて押し出した。

 「歴史ある大会で(優勝者に)先代の名前もあった。光栄ですね」。30回前に故鳴戸親方の隆の里が優勝しており、前師匠に並んで笑みがこぼれた。横綱昇進は鶴竜に先を越されたが「意識しないと言えばうそになる。やりがいが出ますし(綱獲りの)大舞台に立てるように稽古したい」と気持ちを新たにしていた。

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2014年3月31日のニュース