鈴木 独自技術で健闘「2回目は守らずにいく」頂点へ挑む

[ 2014年3月14日 05:30 ]

ソチパラリンピック第7日

 男子回転座位で優勝候補の鈴木は1回目で首位と1秒61差の2位につけた。大きなミスなく滑り終えると「タイム的には厳しいかもしれないが、諦めたらそれで終わり」と逆転優勝に向け、すぐに切り替えた。

 本来はバランスを取るために両手に持つアウトリガーを前に突き出し、目の前に迫るポールを倒すことで最短ルートを滑り抜けた。鈴木にしかできない技術だ。荒れたバーンの状態に1回目は安全策をとり「2回目は守らずにいく」と頂点を見据えていた。

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2014年3月14日のニュース