スプリント日本勢は完敗 世界自転車第4日

[ 2014年3月2日 14:46 ]

 自転車トラック種目の世界選手権第4日は1日、コロンビアのカリで行われ、男子スプリントで日本競輪選手会勢は2年連続で2回戦に進めなかった。中川誠一郎は1回戦でドイツ選手に敗れ、河端朋之は予選27位で敗退した。

 男子スプリントの日本勢は精彩を欠いた。200メートルタイムトライアルで9秒702の日本記録を持つ中川はスプリント予選で10秒161の22位。「世界は9秒台の勝負。コンスタントに出していかなければ」と課題を挙げた。1回戦は小差の勝負だったが「9秒台のスピードがないとレースも最後で負けてしまう」と反省しきりだった。

 予選落ちした河端は10秒302。13人が9秒台で「僕のタイムは問題外」。競輪と両立させていく中で強化を図らなければならず「焦りを感じる」と頭を抱えた。(共同)

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2014年3月2日のニュース