川内同世代トップ返り咲く「目標7分台」で存在感必ず

[ 2014年3月2日 05:30 ]

びわ湖毎日マラソンを前に、ガッツポーズする招待選手の(左から)佐野広明、ジョセフ・ギタウ、川内優輝、佐々木悟、尾田賢典

 2日号砲のびわ湖毎日マラソン(スポーツニッポン新聞社後援、皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)は今秋のアジア大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねて行われる。

 1日は大津市内で招待選手が会見。川内優輝(26=埼玉県庁)は「目標は2時間7分台」とタイムに狙いを絞った。最大2人のアジア大会代表選考で、川内は昨年12月の福岡国際で日本人トップの3位に入り、2時間9分5秒をマーク。だが、先週の東京マラソンで2時間8分9秒を出した松村康平(27=三菱重工長崎)に抜かれ「同世代トップの座を1週間で奪い返す」と闘志をかき立てられた。選考会を2度走っても判断材料として扱われるのは最初のレースだけだが、川内はタイムで存在感を示すことにこだわる。「7分台を出せば他の選手を抑えられるはず。ペースメーカーが外れる30キロすぎからのスパートに対応したい」。日本人同士の順位争いには目もくれず外国勢に真っ向勝負を挑む。

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2014年3月2日のニュース