沙羅 5試合残して連覇決めた「勝てて、安心した。ほっとした」

[ 2014年3月2日 00:22 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第14戦で今季11勝目を挙げ、2季連続の個人総合優勝を決めた高梨沙羅(中央)。右は3位の伊藤有希

 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(17=クラレ)が1日、ルーマニア・ルシュノブで行われたソチ五輪後初戦となるW杯個人第14戦(HS100メートル、K点90メートル)で圧倒的な強さを見せつけて優勝。5試合を残して2季連続の個人総合優勝を決めた。

 高梨は1回目100・5メートル、2回目99メートルの合計252・0点で、2位に25点差をつける圧勝。「気持ちよく飛べた」と大ジャンプを振り返り、「勝てて、安心した。ほっとした」と4位に終わったソチ五輪の悔しさを晴らしたことを喜んだ。

 この試合ではソチ五輪7位の伊藤有希(19=土屋ホーム)が3位に入り、今季2度目の表彰台。ソチでは2人で悔し涙を流したが、この日は2人とも笑顔で、高梨は「小さなころからお世話になっている先輩と一緒に表彰台に立てて、いい一日になった」と話していた。

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2014年3月2日のニュース