遠藤が2位、星野は3位 W杯モーグル猪苗代大会

[ 2014年3月2日 15:04 ]

デュアルモーグル表彰式で笑顔を見せる男子2位の遠藤尚(左)と女子3位の星野純子

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)福島猪苗代大会最終日は2日、福島県猪苗代町で非五輪種目のデュアルモーグル方式によるモーグル第8戦が行われ、男子はソチ冬季五輪代表の遠藤尚(忍建設)が自己最高の2位に入った。

 女子では五輪代表の星野純子(リステル)が3位となり、2度目の表彰台に立った。同代表の上村愛子(北野建設)は左脚付け根の痛みのため、前日に続いて欠場した。

 遠藤は予選を2位で通過。決勝トーナメントの決勝でミカエル・キングズベリー(カナダ)に敗れた。キングズベリーは通算20勝目となる今季4勝目をマーク、女子はハナ・カーニー(米国)が制して今季4勝目を挙げ、通算40勝に到達した。

 決勝トーナメントに進んだ女子の伊藤さつき(立命大)は15位、畑田萌香(京都・福知山成美高)は16位だった。

 五輪代表で男子の西伸幸(白馬ク)は予選落ちした。

 ▼遠藤尚の話 デュアルモーグルは得意ではないので自信になった。今までやってきたことを出したかったので、それができてうれしい。

 ▼西伸幸の話 体調がまだ悪いので、今できる最高の滑りを目指した。自分の考えていた滑りはできた。シーズン終盤をいい形で締めくくりたい。

 ▼星野純子の話 普段の自分の滑りをしようと思っていた。(3位決定戦は)負けたと思った。ラッキーだった。

 ▼畑田萌香の話 (決勝トーナメントは)自分の滑りができなかったので悔しい。4年後の平昌(五輪)に向けて力をつけたい。

 ▼伊藤さつきの話 W杯で初めて決勝に残れたので、胸を借りるつもりで滑った。ちゃんと戦えたので自信になった。

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2014年3月2日のニュース