愛子負傷欠場 前日練習で転倒し左脚付け根痛める

[ 2014年3月2日 05:30 ]

レースを棄権し、会場を後にする上村愛子

 フリースタイルスキーのW杯モーグル第7戦が1日、福島県猪苗代町で行われた。ソチ五輪4位の上村愛子(34=北野建設)は、左脚付け根の痛みのために1日のレースを棄権した。

 全日本スキー連盟の林辰男フリースタイル部長によると、前日の練習でエアに失敗して背中から落ち、腰などを打った。ソチ五輪の練習でも同じところを痛めていたため、レース直前の公式練習中に棄権を決断。上村は「ごまかせる痛みなら出たかったが全然(体が)動いてくれなかった」と話した。試合は五輪金のジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ)が今季3勝目を挙げ、日本勢では24歳の星野純子(リステル)が6位となったのが最高だった。男子はブラドリー・ウィルソン(米国)が昨年2月以来の通算2勝目で、ソチ五輪代表の遠藤尚(忍建設)と西伸幸(白馬ク)は予選落ちした。2日にはデュアルモーグルが行われる。

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2014年3月2日のニュース