沙羅 また優勝 逆転4連勝で日本人最多の自己記録更新21勝目

[ 2014年3月2日 23:15 ]

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子は2日、ルーマニアのルシュノブで個人第15戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、2季連続の総合優勝を決めている高梨沙羅(17歳=クラレ)は85メートル、93・5メートルの合計230・4点で4連勝を飾った。

 今季12勝目。自身の持つ日本人W杯通算最多勝利数を21に伸ばした。

 1回目は85メートルと距離を伸ばせなかったものの、風の条件による加点をもらい、93メートルを飛んだエベリン・インサム(イタリア)に1・4点差の2位につけた高梨は、2回目に93・5メートルの最長不倒をマークして逆転した。

 その他の日本勢はソチ五輪代表の伊藤有希(19=土屋ホーム)が6位、渡瀬あゆみ(29=アインファーマシーズ)が20位、茂野美咲(27=CHINTAI)が23位、竹田歩佳(24=ライズ)は29位だった。岩渕香里(20=松本大)は1回目36位で2回目に進めなかった。

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2014年3月2日のニュース