バイカル湖で水中聖火リレー 潜水士、特殊トーチ使い

[ 2013年11月23日 21:40 ]

ロシア東シベリアのウランウデ付近で行われた聖火リレー=提供写真

 来年2月に開幕するソチ冬季五輪の聖火が23日、世界で最も深く透明度が高い湖とされるシベリア・イルクーツク近郊のバイカル湖に到着した。水中でも火が消えない特殊なトーチに聖火を移したダイバーが湖に潜り、水温約5度の水中でリレーを行った。

 バイカル湖は最も深い地点で水深が1741メートルあるが、ダイバーは水深約13メートルの地点に潜ったという。

 ロシア国内の聖火リレーは約6万5000キロに及び、プーチン大統領が10月6日、モスクワ中心部の赤の広場でスタートを宣言した。

 途中、北極点に立ち寄るなどしながら空路で東に向かい、ソチから約8千キロ離れたロシア最東部のチュコト自治管区にいったん到達。現在は極東ウラジオストクからシベリア鉄道で西に戻る途中の各都市でリレーを行っている。(共同)

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2013年11月23日のニュース