定年の三保ケ関親方 最大の思い出は「親子で大関」今後は歌手に

[ 2013年11月23日 05:30 ]

退職の記者会見で、花束を手にする(左から)不知火、三保ケ関、武隈の3親方

大相撲九州場所13日目

(11月22日 福岡国際センター)
 千秋楽を最後に65歳で定年退職する三保ケ関(元大関・2代目増位山)、不知火(元関脇・青葉城)、武隈(元関脇・黒姫山)の3親方がそろって会見した。

 三保ケ関親方は「親子で大関になれたことが最大の思い出。横に力士がいない生活は寂しい」としみじみ。今後は歌手活動に力を入れる予定だ。初土俵から引退まで休場なしの史上1位1630回連続出場の記録を持つ不知火親方は「入門当時は75キロくらいで相撲経験がなく、恵まれていなかった。よく頑張ったという思い」と話した。公益法人制度改革対策委員を務めた武隈親方は、公益法人認定を申請中とあって「最後まで見届けたかった」と心残りの様子だった。

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2013年11月23日のニュース