町田 火の鳥舞った!逆転VでGPファイナル進出決定

[ 2013年11月23日 23:59 ]

男子フリーの町田樹の演技

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、ロシア杯最終日は23日、モスクワで行われ、男子フリーではSP2位の町田樹(関大)が172・10点をマーク。合計257・00点でSPで7・63点差をつけられていたマキシム・コフトゥン(ロシア)を逆転して優勝を飾り、2季連続でシリーズ上位6人によるGPファイナル(12月5~7日・福岡)進出を決めた。

 町田は、冒頭の4回転トーループで手をつくミスもあったが崩れず。自己ベストを出して優勝したスケートアメリカの174・20点には及ばなかったが見事に滑りきり、GP連覇、通算3勝目をマークした。

 SP首位ながらフリーで崩れ2位となったコフトゥンも、GPファイナル進出を決めた。

 ▽町田樹の話 ファイナルが決まってほっとしているが、優勝でも喜べない。すべてのジャンプが無理やりというか力ずくだったし、演じることに重きを置けなかった。

◇男子SP順位◇

(1)町田樹(日本)257・00点
(2)マキシム・コフトゥン(ロシア)240・34点
(3)ハビエル・フェルナンデス(スペイン)226・99点
(4)コンスタンティン・メンショフ(ロシア)223・03点
(5)リチャード・ドーンブッシュ(米国)215・45点
(6)アルトゥール・ガチンスキー(ロシア)211・49点
(7)ペテル・リーバース(ドイツ)197・65点
(8)ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)190・28点

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