20年主力候補が決意新た 意気込む競泳の瀬戸、山口、陸上・桐生ら

[ 2013年9月8日 20:07 ]

東京五輪決定

 2020年五輪で主力として活躍が期待される若手選手は、東京の招致成功に決意を新たにした。競泳の世界選手権男子400メートル個人メドレー覇者、瀬戸大也選手(19)は「すごくモチベーションが上がった。勇気や感動を与えられる選手になれたら」と意気込んだ。

 競泳男子は1994年生まれの瀬戸らが「黄金世代」と呼ばれる。萩野公介選手(19)は「複数種目での金メダルを皆さんに見せたい」と話し、11日に19歳になる200メートル平泳ぎ世界記録保持者、山口観弘選手も「金メダルを目標に頑張る」と高い目標を掲げた。

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を目指す桐生祥秀選手は「すごくいいときに迎えられる」と24歳で臨む大舞台を心待ちにした。山県亮太選手(21)は「キャリアのピークを持っていき、メダルを取れる選手になりたい」と誓った。

 体操男子の白井健三選手(17)は史上最年少で日本代表に選ばれた逸材で「東京五輪は年齢的に頂点。チームの中心として引っ張り、団体で金メダルを取りたい」と目を輝かせた。

 夏の大会での最多金メダルは64年東京と04年アテネの16個が最高で、これを上回る成績を残せるか。バドミントン女子で昨年の世界ジュニア選手権覇者の奥原希望選手(18)は「私たちの世代が中心になる。しっかり活躍して盛り上げたい」と気持ちを高ぶらせた。

 16年リオデジャネイロ五輪から採用されるゴルフ男子の松山英樹選手(21)は「五輪はすごいプレッシャーの中での戦いになると思う。目標ができた」と歓迎した。

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2013年9月8日のニュース