早大・九鬼 10秒33V 陸上日本学生対校男子100M決勝

[ 2013年9月8日 06:00 ]

初優勝を果たした九鬼(左)と2位の飯塚

 陸上の日本学生対校選手権第2日は7日、東京・国立競技場で行われ、男子100メートル決勝は昨年のロンドン五輪400メートルリレー代表の九鬼巧(21=早大)が、10秒33で制して初優勝を飾った。今夏の世界選手権200メートル代表の飯塚翔太(22=中大)が2位。前日(6日)の100メートル準決勝を棄権した山県亮太(21=慶大)は200メートル予選を20秒95で通過した。

 <男子100メートル>スタートから飛び出した早大3年の九鬼が、そのままトップでゴールに飛び込んだ。準決勝でマークした10秒19には遠く及ばない10秒33だったが、「ホントにうれしい。イメージ通りに走れた。学生のタイトルが欲しいって思い続けてきた」と初戴冠に笑みを浮かべた。準決勝を棄権し、10秒07の記録を持つ山県とは同学年。「まだ(山県より)1歩も2歩も後ろを走っている」とさらなるレベルアップを誓った。

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2013年9月8日のニュース