藍 父と2カ月ぶり“タッグ”も第1R終え4オーバー

[ 2013年6月28日 06:00 ]

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー 全米女子オープン第1日

(6月27日 米ニューヨーク州サウサンプトン セボナックGC=6796ヤード、パー72)
 メジャー第3戦が開幕し、悲願のメジャー初優勝を狙う宮里藍(27=サントリー)はインから出て、第1ラウンドを終えて、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバーとなった。日本から参戦している佐伯三貴(28=日立アプライアンス)は3オーバー、上田桃子(27=フリー)は1オーバー、日本勢トップでスタートした上原彩子(29=モスフードサービス)は3オーバーで第1ラウンドを終えた。

 12番までパーを重ねて迎えた13番パー5。宮里はピンまで残り85ヤードの第3打を1・5メートルにつけてバーディーを先行させた。14番は残り150ヤードの第2打をピン左3メートルにつけたが、バーディーパットを外すと50センチのパーパットもカップに蹴られてボギー。それでも、前日の最終調整で「うまく自分をコントロールして最後まで戦いたい」と語っていた通り、続く15番でパーをセーブして嫌な流れを断ち切った。

 今大会から父でコーチの優氏が、4月のメジャー第1戦、クラフト・ナビスコ選手権以来約2カ月ぶりに合流した。早速パッティングの際の左手のグリップをチェックしてもらったという。グリーン上は傾斜が厳しく「距離感が合わせづらい」と普段はあまり練習をしないロングパットにも時間を費やし、決戦に備えた。

 17番パー3はティーショットをグリーン左のバンカーに入れてピンチとなったが、50センチに寄せてパー。雨が降り始めた18番の3打目でグリーンを外してボギー。気を取り直して後半のアウトに向かったが、2番でもボギーを叩いた。

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2013年6月28日のニュース