IOCロゲ会長 レスリング改革に満足感「いい対策示した」

[ 2013年5月24日 08:06 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、2020年夏季五輪の実施競技存続を目指す国際レスリング連盟(FILA)が決めたルール改正などの改革策について「なぜ(中核競技から)除外されたかを理解し、きちんと対応した。いい対策を示した」と満足感を表した。23日、AP通信がインタビューを伝えた。

 FILAは18日の臨時総会で、改正した新ルールの早期導入や女性副会長の起用などを決め、IOCから指摘された問題点を改善した。一方でロゲ会長は「レスリングが残ると決まった訳ではない」と指摘。残る1実施競技を審議する29日の理事会で、レスリングや統合した野球とソフトボールなど8候補から1競技を選ぶか複数に絞り込むかは「理事会で議論する」と述べた。(共同)

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2013年5月24日のニュース