松平賢、若宮組は逆転負け…戦術変更に対応できず

世界選手権個人戦第４日

（5月16日 パリ）
　混合ダブルスの日本勢で唯一１６強入りした松平賢、若宮組は北朝鮮ペアに屈した。第１、第２ゲームを連取してリードしたが、その後４ゲームを立て続けに奪われ、逆転負けを喫した。

　序盤に台の上での戦いで得点を重ねたが、第３ゲームからはラリー勝負に持ち込まれ、リズムが崩れた。松平賢は「向こうが思い切って戦術を変更したのに対応できなかった」と悔やんだ。

　同じ４回戦で卓球王国の中国の２ペアが敗退。日本にとっては１１年の岸川、福原組に続く２大会連続の表彰台を狙えた種目だけに、大きな好機を逃した。（共同）