吉田 金メダル3つ持ってレスリング存続お願い

[ 2013年5月16日 06:00 ]

学生とともにシュプレヒコールをあげる吉田沙保里ら

 レスリング女子の吉田沙保里(30=ALSOK)が3つの金メダルを手にロビー活動にいそしむ。

 29日にロシアで行われる国際オリンピック委員会(IOC)理事会に来場予定。国際レスリング連盟からは競技存続のためのプレゼン参加を求められたが、質疑応答に必要な語学力が足りないために断念。代わりに金メダルを持参して場外でIOC委員に競技存続のお願い行脚をする。

 15日には東日本学生リーグ戦が行われている駒沢体育館を訪れ、存続嘆願署名が90万人を超えたことをアピール。日本レスリング協会の福田富昭会長は「IOC委員にも五輪3連覇の吉田は有名。吉田がお願いすればレスリング界の情熱を示せる」と語り、吉田も「会長と一緒に戦ってきます」とやる気を示した。

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2013年5月16日のニュース