日体大と朝鮮大学校が協定　サッカー定期戦などで交流

　日体大（東京都世田谷区）と朝鮮大学校（東京都小平市）は１６日、スポーツ交流協定を結んだ。朝鮮大学校によると、日本の大学と交流協定を結んだのは初めてで、サッカーの定期戦のほかラグビーなどで合同練習などを行う。将来的には研究者の交流など学術分野にも広げる。

　日体大は昨年１１月にサッカー、柔道、レスリング部の学生らが平壌に遠征したのを契機に協定の締結を進めてきた。朝鮮大学校の張炳泰学長は「両校の親善を深める大きな機会となる」と語った。日体大の谷釜了正学長は本年度もサッカー女子や体操部などの平壌遠征を計画していることを明らかにした。