SC軽井沢ク、11位でPO逃す ソチ五輪出場枠は持ち越し

[ 2013年4月5日 08:49 ]

スイス戦で、ショットの行方を見るSC軽井沢クの両角友

 ソチ冬季五輪出場枠を懸けたカーリング男子の世界選手権第6日は4日、カナダのビクトリアで1次リーグを終え、日本代表のSC軽井沢クはチェコ、スイスに敗れて通算3勝8敗で12チーム中11位となり、上位4チームによるプレーオフに進めなかった。日本は今大会で五輪出場枠を獲得できず、12月の世界最終予選で再挑戦する。

 チェコ戦では第9エンドでスキップの両角友のショットが決まらず、3点を奪われて5―10でギブアップ。スイス戦では序盤にリードを許し、5―8で屈した。

 8勝3敗のスコットランド、7勝4敗のスウェーデンとデンマーク、カナダがプレーオフに進出した。

 ▼両角友佑の話 強いチームに勝てたが、落としてはいけない試合を何試合か落とした。他のチームと比較して年齢も若いけど、内容的にも若いなと感じた。精度を上げていきたい。

 ▼山口剛史の話 今大会の3勝や、試合の内容は自信になった。チームとして「攻め」という部分がだいぶできてきた。得点も取れた一方で失点も多かったので、改善したい。

 ▼両角公佑の話 勝負どころで欧州の選手は決めてくる。そういうところを磨いていかないといけない。もっともっとうまくなりたい。

 ▼清水徹郎の話 最後の何試合かは大きなミスが増えてしまった。3勝のうち2勝は強豪チーム相手だったので、その点に関してはうれしい。(共同)

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