上原 メジャー初挑戦で「上出来」4打差23位スタート

[ 2013年4月5日 08:16 ]

第1ラウンド、18番でパーパットを決め、ギャラリーの声援に応える上原彩子

 女子ゴルフのメジャー大会第1戦、クラフト・ナビスコ選手権は4日、米カリフォルニア州ランチョミラージュのミッションヒルズCC(パー72)で第1ラウンドを行い、メジャー初挑戦の上原彩子が1バーディー、1ボギーの72で、首位と4打差の23位とまずまずのスタートを切った。

 チェ・ナヨン(韓国)スサン・ペテルセン(ノルウェー)ジョディ・エワート(英国)の3人が68でトップに立ち、アンナ・ノードクイスト(スウェーデン)らが1打差の4位。世界ランキング1位のステーシー・ルイス(米国)は73の44位、メジャー初優勝を狙う宮里藍は2バーディー、4ボギーの74で、上田桃子と並び53位だった。有村智恵は75の70位、宮里美香は76の80位と出遅れた。

 ▼上原彩子の話 バーディーチャンスはたくさんあった。いいパーセーブもできたので、イーブン(パー)は上出来。(同伴競技者のいない)1人のラウンドはすごくやりやすくて最高だった。コンディションもタフで頭も使うので、しっかり休んで2日目を戦いたい。

 ▼有村智恵の話 自分のゴルフがまったくできなかったので残念。出だしは硬かった。この大会に向けていろいろ準備をして、(フェアウエーが)狭いのでまっすぐ打とうとか、気にし過ぎてしまい体が動かなかった。パットは今年に入ってずっと悪くて、迷いながら打っている。

 ▼宮里藍の話 途中から風が吹いたりやんだりの繰り返しで、アイアンの距離感が難しかった。スコアをまとめるのに苦労したけど、いい内容のゴルフだったと思う。パットはすごく自信を持って打てている。(第2ラウンドは)粘り強くパットを決めてチャンスをものにしていきたい。

 ▼宮里美香の話 (インスタートの)前半はメジャーだ、と無意識に力が入ってショットがぶれてしまった。18番のバーディーでようやく力が抜けた。後半はチャンスがあったのに、パットを打ち切れなかったのが残念。2日目は自分のゴルフができるよう、しっかり攻めていきたい。

 ▼上田桃子の話 出だしでチップインバーディーと、せっかくいいスタートができたのに、そのあと変に自分にブレーキをかけてしまった。後半はよく粘れたと思う。もう少し伸ばしたかったが風も吹いて難しかった。2日目に頑張りたい。(共同)

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